中国見聞録５　　　　最終更新2001.7.6


１元≒１４円です。


０１．３．２　原ねぎラーメン
　竹屋が満杯だったので福ちゃんで食事することにした。原ねぎラーメンというのがあり、店員は「原は原さんの原。」と訳のわからないことを言っている。私は塩味で餃子と炒飯のセットで注文。工場長も原ねぎをしょうゆ味で頼んだ。出てきたのは唐辛子と一緒に漬けた、日本のネギラーメンによくあるやつ。これなら味噌味にすべきだった。少し臭いような気もしたが私は本当に好物である。工場長はいきなりまずいと言って食べなかった。餃子はでかいのが３個。この店は日本のラーメン屋に一番近いものが食べられる。
０１．３．３　かっぱえびせん、クリーム
　夕方はバスで出かけ、竹屋でカツ丼。感動する位、日本と同じ味で出てくる。併設の売店でかっぱえびせんを２袋買う。１つ１８元、約２５０円位だ。しょうゆせんべいは２９元もするのでやめた。このえびせんを持って銀座へ。えびせんを店員に提供してまずはピアノ練習。そして席に戻ったら既にえびせんが残ってなかった。残ったもう１つを開けてくれ、と言われたが部屋で食べるための虎の子の１つ、断固拒否だ。中国人にはかっぱえびせんの偽物のようなのがあるのでそれで十分だ。次回はそうしよう。味は落ちる。
　今日は田原が休み。久々に周さんが臨時で働いていた。店員の中では知的な雰囲気が漂うタイプの彼女であるが、大学か専門学校で英語を学んだらしい。今日来た客は私の後から一人来て先に帰っていっただけ。日毎のバラツキが大きい。今日は、最近使っているクリームがざらざらしてなんだか変なので、持参して訊いたら、洗顔フォームだった(^^;
０１．３．４
　新世界百貨店でカップヌードルのカレー味を発見。中国のラーメンの多くは牛肉面（麺でも面という字を使う）と書かれていて、牛肉が含まれているらしい。
　白酒を初めて部屋で飲む。度数が高すぎ、絶対に消化器によくないと思った。
０１．３．８
　今日は中国では女性の日らしい。
０１．３．１０　子供との交流
　百盛でハンドクリームを買おうとするとき、店員から何か訊かれる。「わかりません。」というと「あ？」と言うのでもう一度「わかりません。」。そこで気付いたようで「ｓｏｒｒｙ，ｓｏｒｒｙ．」。缶や瓶入りのハンド専用クリームがなくチューブ入りとなった。
　銀座では日本人客が一人もいなかった。ママの親戚か知人とその子供がいた。子供は知的な面構えで、いい声をしている。私のピアノ伴奏で歌った曲はシューベルトの子守唄。途中から初見では難しかった。この子供はクイズを出してきたりもした。静からもなぞなぞが来た。３連続で問題を出し、答えは実は前のなぞなぞと関連性があるというひっかけもの。日本のひき、びき、ぴきの使い分けに関するものなど。３連発なぞなぞは、１．象は３回の動作で冷蔵庫の中に入れることができる。どんな動作？→ドアを開けて入ってドアを閉める。２．動物会議に出席しなかった動物の名前と理由は？→象。冷蔵庫の中に入っているので。３．クロコダイルのたくさんいる川を通ることができた。なぜ？→動物会議に行っててクロコダイルがいなかった。という「ばかでー」というもの。
０１．３．１１　上海
　７：３０にロビー集合。静、王偉とバスで駅へ。王偉は今日は家庭の用事（先祖関係？）があったが来てしまったようだ。駅で切符購入。予定通りの列車の切符が購入できた。わずか１１元の硬座。無錫始発で８：２８発。待合室を出てから乗る車両までが遠かった。最初に１両間違えて座ってしまい、その指定席の客に言われてやっと気付く。我々の指定席は硬臥車両（３段ベッド）を使用した８人掛け。さすがに汚いが我慢できるレベルだ。車内には音楽が流れてくる。ある曲は戦争の歌だそうである。静に「紅い花はなぜ紅いか？」と訊かれ、「戦争で血を流した人がいるから」と答える私。正解だった。戦争の傷跡は無くなることはない。静は９月から上海外国語大へ通うことを考えていて、まだ銀座のママに話していないと言った。あと、血液型の話をしていた。ＡとＡ、ＢとＢは合わないそうである。
　上海には１０：００前着。地下鉄乗り場方面の改札を抜け、地下鉄改札をくぐってから帰りの切符購入。これは新空調特快で２０元。行き帰りとも以前Ｖｉｃｔｏｒと一緒に行った時とほぼ同じ感じ。ただ時刻は改正されているし、あのときは行きは軟座だった。
　最初にテレビ塔方面へ行く予定を変更し、乗り換え不要な自由市場へ。常熟路で下車。歩くと１０分位かかるというので、足が痛いうえに歩きにくい靴の王偉がいることもあってタクシー利用。しかしここ、隣の駅の方が近いことに後で気付く。衣類中心の自由市場は無錫にもあるが、ここの方がファッション性がある。偽ブランドも豊富。槙原敬之の曲がかかっている店があった。結局二人が欲しがったのはかばんだった。二人は日本人の存在に敏感で、言葉がすぐ耳に入ってきて気付くらしい。
　地下鉄で人民広場まで戻る。時刻を見て先に食事をすることにする。南京東路で日本食を探しながら歩く。いきなり、「Ｈｅｌｌｏ．Ｅｘｃｈａｎｇｅ？」と声をかけてきた若い男がいた。ヤミの両替か。無視。中国人でないと気付かれるのも久々？。静は元気で、王偉を気にせずどんどん行ってしまう。お目当ての味干ラーメンまで相当歩いた。地下鉄の出口のすぐ前であり、乗りかえて来れば楽だったが正確な場所を把握していないのでしょうがない。ラーメン屋は繁盛していて待っている客が多い。しかし流れが早く、あまり待たなかった。ここでまず感動したのは値段。上海の一等地にあるにもかかわらず。無錫のちりめん亭より安く豊富なメニュー。１５元程度のラーメンもある。私は海老入りのやや高価なものを注文。その他３人でカツ、餃子など結構な数を頼んだ。わずか数分で料理が出てきた。これには王偉が感動。食べてみて味に静が感動。近くにあればしょっちゅう行きたい店である。食べ終わる頃は既にピークを過ぎていて待っている客はいなかった。地球の歩き方（上海）を見て「勘定」を上海語で言う。私が言った直後にすかさず言いなおす静。
　地下鉄へ。カード式切符にはクイズが書いてあるのもあるが答が書いていない。二人が可愛いと言っていたのは日本人女性３人組。なぜ日本人とわかるか訊くと、「だって日本語を話しているから。あなた日本人？」と言う二人。
　テレビ塔は見るだけ。上ると高くつく。この辺はただのビル街なので王偉は、何もなくてつまらないところ、と言う。
　地下鉄で人民公園まで戻る。一号線人民広場と二号線人民公園は改札無しの相互乗換駅。社内放送を聞いていたら「次は人民公園」の英語は「Ｎｅｘｔ Ｐｅｏｐｌｅ Ｐａｒｋ」だった。降車後、私の希望の音楽書店へ。中国の歌の楽譜を買う。無錫の第一百貨店でなぜか売ってもらえなかったものである。二人はＣＤを欲しがったので１枚ずつ買う。
　その後、タクシーで外文書店へ。週刊文春の新しいのは売りきれている様で、他にもあまり欲しい日本雑誌がなかった。静には日中辞典を買ってやる。
　地下鉄に乗る為に人民公園行きのバスに乗ったが、駅からは遠く離れたところまで行ってしまった。駅まで歩く途中で休憩。
　上海駅では財布に金をしまうところを見て近づいてきた男がいた。「シャンマ（何）？」と言う。一人だったら狙われていたかも。
　帰りの列車ではまず王偉のペットボトルのペプシが吹き出し、対面の客にもかかってしまう。日本なら相手が怒るところだが中国人は寛大で、怒る素振りも無く服を拭いているだけ。初めて中国の長所を見た気がした。二人とも眠りに着く。私も少し。王偉の頭が肩に乗ってきて重かった。帰りには行きのときとは別の戦争の歌がかかった。上海−無錫ノンストップの列車の所要時間は１時間１５分程度。
　駅を出るといつも通り呼び込みが多い。からかい半分に相手するが、静が「彼は無錫に住んでいる。」と言ってしまう。無錫での夕食、ピザハットその他候補にあがった。結局私の希望が受け入れられて日本食「浅草」へ。銀座とも近い大飯店そばにあるがここは初めて。疲れきっているのでタクシーを利用で１５元。細かいのが足りず王偉が１元出した。王偉は日本人と思われ、女性運転手に中国語がうまいと言われていた。浅草ではお好み焼きにベーコンが載っておりソースが少なく、皆、美味くないと言う。王偉が先に帰った後、静と菓子類を買いにスーパーへ。静は銀座へ。私は竹屋でせんべいとえびせんを買ってから銀座へ行った。
　今日いくら使ったか計算してみる。無錫駅までのバス１元×３人。無錫〜上海までの列車１１元×３人。水２本、牛乳、牛肉菓子で１７元。上海〜無錫の列車２０元×３人。地下鉄２元×３人。タクシー１０元。鈴１０元。トイレ３角×２人（王偉払）。かばん２個で１７０元。地下鉄２元×３人。ラーメン屋で１１３元。地下鉄１元×３元。地下鉄１元×３人。楽譜約１５元？。ＣＤ２枚で１９元。タクシー１０元。辞書２１．９元。バス１元×３人。地下鉄２元×３人。ペプシ３．５元。無錫でタクシー１５元（王偉１元払い）。浅草での食事２１８元。スナック類約５元。せんべいとかっぱえびせんで４７．５元。銀座で１００元。合計約９００元？。
０１．３．１２　会社で中国人と間違われる、ソフトサラダ
　１１：４５頃、昼食の時間帯で事務所に誰もいなかったとき、一人の見かけない人が入ってきた。男に見えたが声は女で、なんか話しかけてくるが、私の答えがないのを見て私の名札を見てやっと気付いたようだ。新人か？
　ホテルに帰ると実家に頼んでいたソフトサラダせんべい一箱が届いていた。運賃がＥＭＳで￥２，０００というのは高いが売ってないのだからしょうがない。さらに１０日後、送料は￥３，５００であったことを知る。
０１．３．１７　偽札
　ホテル７階の千年の穂で夕食。１０元札を返された。偽札らしい。ママさんに見分け方を教わった。振って音がしないひなびた紙は偽物。タクシーに乗ってですぐ利用処分した。
０１．３．１８　上海動物園
　先週と同じ列車だが今日は軟座を購入。軟座でも１８元と安く、綺麗ではない。通路をはさんで並んだ席のおばはんは死んだニワトリを入れたビニル袋をテーブルの上に置いていたのでもううんざりだ。上海動物園への行き方を検討しながら行った。そんな中、通訳は「あなたは性格的に中国人女性とは合わない。」と言う。やはり中国人、はっきり言うな、と思う。私の持ってきた塩せんべいを食べ、「慣れていない味。」と美味くない様子。
　先週と同じように上海では地下鉄乗り換え改札を出て、地下鉄改札を通ったが、帰りの切符を買おうとしたのに窓口が閉まっていた。地下鉄で八万人体育館まで行って旅遊バスに乗る方法を取ったが、バスに乗るまでかなり待った。バス待ち列の中ではヨーロッパ系家族と回りの中国人の会話が見られた。子供は落ち着かないタイプで、通訳のようである。中国人の子供の方が物おじしていた。
　上海動物園の入場料は１５元と手頃。パンダを目的としながら歩く。鳥が目に付く。木には野生の変わった鳥が大量に止まっていたりする。通訳はやはり落ち着きが無く元気で、どんどん行ってしまう。日本語を笑っている夫婦がいたので、「日本語、笑われているよ。」と言うとおっさんが振り向き「私、日本人ですよ。」。中国人夫婦と思った。塩せんべいを動物の餌にしてしまうのには腹が立った。高い輸送費がかかっている俺の好物なのに。最大の目的であるパンダはだらけた格好で汚く、噂通り「黒い所は黒、白い所も黒」に近い感じだった。
　かなり昼食の時間を過ぎてしまったが、先週行ったラーメン屋を目的に、地下鉄中山公園まで満員のバスを利用。中山公園では３号線（モノレール）が開通していた。開通していないだろうという理由で行きは使わなかったもの。駅名が２号線と同じ中山公園に変わっている。２号線で河南中路駅で下車。俺の話しを聞かずに間違った出口を出たので少しだけ遠くなる。先週と同じラーメン店。うなぎチャーハンがうまい。この店、音楽がディスコ調なのも回転に拍車をかけている。
　食事後は衣料品のデパートを数件回る。安くて気に入ったものがないようである。吉川？？というデザイナーが東京にいる？。知らなかった。１５：３０に近づいた頃、そろそろ帰りの準備を、というと「まだ大丈夫。」と言いながら１５：４０になったら「もう間に合わない。でもほかにも列車がある。」と楽天的な通訳。上海駅では地下鉄乗換改札に向かったが列車切符窓口は閉まっていた。なのに乗換え改札を出てしまったからさあ大変。列車の改札に入れないし、既に地下鉄切符もない。ここで通訳の取った行動は、無人の地下鉄自動改札をくぐり抜けるというもの。真似するしかないが、このときばかりは「俺、上海で何してるんだろ？」と思った。一般改札を出るときに駅員に説明するのかと思いきや無人改札を前の人に続いてそのまま強行突破しようとする暴挙に。うまく通り抜けられず頭をバーにぶつける結果となった。私はこれを見てまた下をくぐり抜けた。駅窓口では切符を買う人の行列。１６：４０発列車の切符が無さそうなのでダフ屋から買った。正規料金１７元が２３元である。大連行きという長距離列車のため車内は大荷物が多い。通訳と続き番号のはずが、実は列違いでお互いの顔が見えない位置になってしまった。１０分遅れで出発した列車は无錫に１８：００過ぎに到着。写真現像を頼んでから一度ホテルに帰ってコンタクトレンズを入れた。１Ｆに降りたところでホテルの日本人スタッフ中〇さんとすれ違う。ロビーで待っていた通訳とホテルを出て行く所、目撃されたかも。
　散髪につきあってもらった。百盛の１Ｆ。入り口がわかりにくいので気がつかなかったところだ。狭い。前はあまり切らずに全体を２ｃｍ、耳を出す、という指定で一通り終わった後、後ろを短くしてもらう。无錫で４回目、日本でのカット後と一番近い感じになったのだが、さらに通訳が何を言ったのか６４できっちり分けられておっさんぽくなってしまった。通訳はこれがかっこいいと言う。写真を受け取ってから花を売る子供に声をかけられる。いつも、花売りの子供が寄って来るカップルを見て「軟派達め！」と思っていたのだが、自分に来てしまった。通訳は「恋人じゃないから。」ときっぱり。ファーストフードのＤ＆Ｄ中山路店で食事。ここは近いのに初めてだ。タクシーで銀座に着いたのは２０：００だった。店員は皆私の髪型をかっこいいと言う。
０１．３．２０
　タクシーで遠回りに文句を言う。いつも９元位で、今回も実際は９元位だったが文句言ったせいか１０元でお釣りが２元来た。
０１．３．２３　Ｖｉｃｔｏｒ、Ｓｔｅｖｅ
　午後、Ｖｉｃｔｏｒが引き継ぎ作業の為来社。また、イギリスの系列会社からの応援者Ｓｔｅｖｅが到着。会社は創立４周年になり、年間表彰があった。しかし単なる人気投票？。次々に呼ばれる名前でＹさんが出てきて笑いに包まれる中本人はいなかった。この投票、私は知らないしやっていない。
　Ｓｔｅｖｅ、Ｔｅｒｅｓａ、Ｑｕｉｃｋと４人で新錦江ホテル最上階（２８階）でビュッフェ。Ｓｔｅｖｅは英語だけ、Ｔｅｒｅｓａは英語と中国語、Ｑｕｉｃｋは中国語と少しの日本語、私は日本語だけなので、この順番に座った。だからＳｔｅｖｅの話はなかなか私まで伝わらない。Ｔｅｒｅｓａと話そうとするときはどうしても英語と中国語が混じってしまう。Ｓｔｅｖｅはなんと半袖である。彼は新錦江ホテルに滞在する。部屋で彼女の写真をたくさん見せてもらった。イギリスの軟派野郎だ。年は私より一つ下。
０１．３．２４　蚊帳の外
　Ｓｔｅｖｅの面倒は基本的に自分が見るつもりだったが英語のできるＴｅｒｅｓａがほとんどしきっているので任せっぱなしだ。現場でＳｔｅｖｅの説明をＴｅｒｅｓａが中国人スタッフに通訳しているが私は蚊帳の外で、自分の存在が無意味に感じられた。中国語が一番できないのはわかっているが、英語も中国人達以下で一番できないとは．．．(^^;。Ｔｅｒｅｓａは、夕食にピザに行くと言うが断った。お互い、疲れてしまいそうで行ったらいけないような気がしてしまう。
　タクシーでラーメン福ちゃんへ。客はまだいなかった。初対面ではない店員はこっちを向こうともしなかった。次の客とは親しく話していたので、帰るときに「あなたは俺を嫌いなのか？」と言った。理由も話した。「すみません、また。お待ちしてます。」。このところ、こんな会話ばかりである。
　その後、銀座へ。今日はトイレが臭い。そのうちつまったらしく、つまり除去を持ち出したが、置いてあった場所はビールなどの冷蔵庫の隣。さすがは中国である。
０１．３．２７　Steveと夕食
　毎日交代でＳｔｅｖｅを夕食に連れて行っているが、ついに自分の番となった。Ｓｔｅｖｅ滞在中の新錦江ホテルへ行く途中、フィルムを買うときに言葉が通じず笑われる。私がさんざん怒った後、日本人か訊かれたので韓国人と答えた。店の人が信用したなら、韓国の皆さん、イメージダウンごめんなさい。
　Ｓｔｅｖｅを連れて行ったのは無錫大飯店の最上階の日本食。ただ、Ｓｔｅｖｅは高所恐怖症である。窓際に座ったが途中で鉄板焼き料理を見やすい席に日本人スタッフ篠〇さんの勧めで移動。メニューの説明など肝心なところは篠〇さんの通訳を借りた。その後は銀座へ連れて行く。あいにく英語を勉強したことのある久美が病欠し、ママが臨時で周さんを呼ぼうとしていたがだめだったようで、法子さんが担当し、なんとか話していた。Ｓｔｅｖｅは私の英語をＴｅｒｒｉｂｌｅと言った。失礼なヤツ(^^;
０１．３．２８
　今週は千客万来。Ｓｔｅｖｅだけでなく日本からも数名次々と来ている。夜はそのＯさん、ＫさんとＹさんと４人で韓国焼肉の後、六本木へ。店員に促されて愛一个人好難を歌う。私の発音は中国人に近いらしいが、Ｙさんの中国語はやはり日本の中国語だと言う。さすが発音ばかり気にして全く実用的なことができない勉強法の成果だ。
０１．３．３０　急遽出張準備
　急に来週の出張の具体的な連絡が来て、午後２：００すぎてからの各手配でバタバタした。日本や香港へ電話して日程確認し、人事行政部にホテルと航空券を依頼。無理ではないかと考えつつなんとか終わらせたがこれで胃痛発生。
０１．３．３１
　一度帰ってから一人で銀座。久美、牛などと麻雀の話題で盛り上がる。実は中国麻雀も日本に似た役がある？。今までやってきたのはなんなのか？
０１．４．１　太湖の桜
　太湖の桜がそろそろ見所ということで、午後、通訳と約束していた。タクシーで行く。通訳は年間パスのようなものを持っている。この写真、通訳なのだが同居人の方が似ており、同居人も同じパスを不正使用したことがあるらしい。私は最も高価な６０元チケットを購入。これで総て行ける。通訳は入り口で写真とよくチェックされていた。
　ここは１月にき〇ちさんが一人で来たが真冬で誰もいなかったらしい。入場門からメインの場所は歩くと遠い。小型モノレールと地上の客運搬車のどちらかを使用するのが普通。モノレールの方が景色が良さそうだし水際もあってスリルがあるが、通訳に言われるまま地上車を選択。こっちの方がずっと速い。桜はまだ満開ではないが最近の天気のせいか散っている花びらも多い。日本のように酒を飲む習慣はない。スーツを着ている人が多いのが不思議である。無錫旅情の石碑が建つ鹿頂山に行きたかったが何もないらしい。船で仙島へ。猿の住んでいる所がある。この近くで一人の日本女性がなにやら中国人男たちと会話している。ジーンズと帽子のファッションが明らかに日本人らしく見えたがそうだった。話しかけようとも思ったが会話しているのでしなかった。船で陸に戻り。また地上車に乗りこむ。さっきの日本人女性が乗ろうとしながら満員なので去って行った。旅遊バスに乗り込むとまたさっきの日本人が来て乗りこんだ。このバス、結局門内を通過して別の入り口から梅園方面へ向かうので、わざわざ門外まで来ることも無かった。しかし、昨年９月に一人で来たときは門内に旅遊バスは入っていなかった。崇安寺まで３元。以前に三国城から７元もかかったのはおかしすぎる。いや、今回が安すぎる。
　タクシーで韓国焼肉へ行くが満杯。福ちゃんで夕食。
　９：３０には帰る。
０１．４．２　無錫→広州
　初の無錫外出張である。通訳の黄と一緒に上海虹橋空港へ。機内食が出ないものと思って食事を取る。うどんを頼んだが塩ラーメンのようなスープだ。ターミナルから飛行機まではバスで移動して乗りこむ方式。上海航空である。実際は機内食が出た。
　広州は白雲飛行場そばに山と遊園地があり、イメージと異なった。気温は１０℃近く高いが予想ほど暑い感じはしない。南の国に行くとどうしてワクワクしてしまうのだろう？。マレーシアやサンディエゴに行った時の感覚と似ている。タクシー乗り場まで歩く。後からいきなり日本語が聞こえる。日本人離れした顔の女性二人だった。タクシーはエンジ色。異国に来た気がする。タクシーでホテル花園酒店（ガーデンホテル）まで２３元。領収書の形式が無錫と違って料金によって切る位置を変えるタイプ。実際もらった領収書は４０元。高架道が多くさすがは大都市。花園酒店は５つ星で、アジア有数の規模らしいが、実際は、そんなにでかいかな？という感じ。既に老朽化が始まっている感じだ。
　今日は何も予定がないので街を歩くことにする。南の国らしく緑が多い。セブンイレブンがあるのには驚いた。品揃えは日本より少ない。緑は多いが空気は汚そうで、ガスマスクのようなものをして自転車に乗っている人を見かけた。無錫で言われたのは「広州の人は色黒で背が低く不細工」とのことだったが、日本人的な顔が多いし、全くあてはまらない感じだ。外人も珍しくない。腹の調子が少しおかしいのがさらに南国にいる気分を倍増させる。この感触がたまらない。ホテル１階には日本ブランドの中国仕様のおかし（かっぱえびせん、カール）やリポビタンＤがあった。無錫にはないものだ。散歩では電車の下をくぐった。無錫はは汽車なのでこれも感動。つばをはく人が少ない。電源プラグの形式が違う。
　夜、高校野球をやっていることに気がついた。今回はニュースで一度見ただけなのでまた感動。夕食は黄と日本食「ながの」へ。昼間探しておいた店だ。店員で日本語がそこそこできる人が二人。広東人という感じではないので訊いてみたら長春とハルビンという北国の二人。
　広州はエネルギッシュ＆エキゾチックな街。中国にこんな好きになれそうなところがあるとは。
０１．４．３　広州→深セン
　朝はのんびりできた。待ち合わせは１０：３０〜１１：００。出向元会社で日本から来ているＳさんと系列会社で香港のＪｉｍｍｙさんが来ることになっていた。どちらも初対面である。テレビをつければメジャーリーグも高校野球もやっている。選択はやはり高校野球。関西創価が常総に１点リードの場面までは見ることができた。１１：００過ぎてやっとＪｉｍｍｙさんが部屋に現れた。タクシーで訪問先企業へ。Ｊｉｍｍｙさんと運転手の間の会話で聞き取れる単語が全くでてこない。それもそのはず、広東語だ。訪問先企業は住宅街の中にある。なぜこんなところに？というような場所だ。中層の建物の中である。業者とＪｉｍｍｙさんが広東語で話す。Ｊｉｍｍｙさんが英語でＳさんに伝える。私と黄はわからない。業者と黄が普通話で話して通訳すれば全員に伝わるのだが、今回はＪｉｍｍｙさんが全部段取りつけたものだし、専門用語ができない黄では役に立たないのである。おかげで私は全くやりとりを把握できないままこの会社を後にすることになった。昼食は近くのファーストフード。タクシーで広州東駅へ移動した。ここは新しい駅で、車の混雑がすごい。切符は朝Ｊｉｍｍｙさんが買っておいてくれた。軟座である。深センまでなんと７５元もする。中国で初めての電車。席はかなり空いている。やっとＳさんとある程度会話をすることができ、どういう人かわかってきた。アメリカに３年くらいいたらしい。窓からの景色は山が多く建物も結構ある。上海−無錫間とは大違いである。ノンストップで１時間程で深センに到着。
　深センの第一印象は「日本みたいだな」であった。駅そばのホテルロビーで業者の車を待つ間飲み物を頼むがなんと４８元。Ｓさんが出すと言っていたのに払う段階で金が無く私が出すことに（結局会社払いだが）。今度の訪問先会社は社長が自ら車で送り迎えである。深センの街は道が広く、公園面積が広く、高層ビル街あり、近くに未開発の山ありで天国のようだ。またも住宅地内に工場が。そして離れた所に事務所があった。
　今日のホテル富臨大酒店（Ｆｏｒｕｍ　Ｈｏｔｅｌ）も５つ星。夕食は深セン滞在中の出向元会社ＹＯさんと合流。この人も初対面だ。タクシーでは２台になってしまうのでワゴン車で西武のあるビルの３０階の日本食「村川」へ。Ｊｉｍｍｙさんは酒をほとんど飲まない。まずＪｉｍｍｙさんが帰り、黄が帰ってから３人でカラオケへ。「さくらんぼ」という店でビルの１２階にあった。無錫に無いボックス形式。誰でも好きな女の子を選んでいいと言われたので全員之顔を見に行ったが、誰でもいいと言ったら日本語のできない新人が来てしまった。愛一个人好難がなかったのはショック。ＹＯさんは滞在６ヶ月だというが、言葉も歌も私より上を行っていた。ボトル１本入れたにしても１０００元を軽く超えていたようで、高い。私は３００元払った。
０１．４．４　武漢
　深セン空港は市街地から数十キロ離れており、高速道利用で数十分かかる。空港は新しくて綺麗である。武漢航空。機内食が出たが、訪問先の人と食事すると聞いていたので軽くとった。武漢に近づいてきた頃、隣のおっさんに時刻を訊かれて時計を見せる。その後、何か話しかけてくるので、「ティンブドン（＝わかりません）。我不是中国人（＝私は中国人ではない）。」と答える。その後もおっさんは何か話したいらしく訊いてくるのだがあまりわからず会話が進まない。私の方からは家はどこか訊いた。武漢付近、１３５ｋｍ位という答だったと思う。
　武漢といえば静香の出身地である。まさか仕事で来ることになるとは思わなかった。飛行場はは天河飛行場。ここもイメージとは違う名前で、あまりにも平地、完全な農村である。市街地からかなり離れている。空港では訪問先業者が出迎えた。大きな車ではあったが後に４人乗るのはさすがに狭い。業者の人は草野球するおっさんのような雰囲気。
　機内食があったのにまた食事だ。中華料理へ。一度ホテルへ。ここは４つ星（武漢に５つ星はない）ホテル。ロビーには白のグランドピアノがある。ここから車で数十分。中心部漢口から漢陽を通り、、長江を渡って武昌へ。長江を渡るのはもちろん初めて。この辺ではまだ川幅が狭い。それでも数百メートルはある？。武漢は３つの街が合わさってできたところなので市街地が広い。数十分走って市街地が切れてきたところが訪問先だった。すぐそばは全くの未開発地。隣にＮ〇Ｃ武漢があった。この企業は日本の研究所のように綺麗だった。ここでは業者の話は普通話なので、常時黄に内容を伝えてもらうようにした。
　夕食も中華。訪問先会社のそばだった。さすがに外国人は珍しいようで日本人と気付かず、Ｓさんなど店に入ったら「何名様ですか？」と訊かれていたらしい。
　ホテルに戻ってから４人のミーティングを少し行った。武漢の会社を再優先という方向である。
０１．４．５　武漢→無錫
　食事前に散歩。街が古くて汚いのでまたも中国であることを実感。朝食は最上階２７階で。よくある回転する展望レストランでビュッフェである。食事語また散歩。つばを吐く人が多い。平日だというのに食べ物やら何や売ってる店がずらり。ごみごみしている。この人達、平日なのに何してるんだろ？って感じである。スポーツショップのビルを見た後、人民公園前の路上では腕の無い人が足で絵や字を描いていて見物人が取り囲んでいる。この人も収入の為に親に腕を切られてしまったのだろうか？と考えるとつくづく嫌な国だと感じる。そごうがあり入って見たが別にどうということはなかった。人事行政部はなぜ午後の航空チケットを取ってしまったのか？。確かに「いつでもいい。」とは言ったが。そのお陰で歩き回ることはできたけど。１１：００すぎにまた業者が迎えに来て中華料理だ。至れり尽くせりである。飛行場までも送ってもらった。
　飛行場内では大きな荷物を持った女性がいた。よく見りゃ私と同じ本「地球の歩き方」を持っているので声をかけた。彼女は岡山の学生で神戸育ちの日本人だが父親は中国人。中国語もできるので一人で旅したのだという。なんとピアノも弾くらしい。
　会社に着いたのは５時すぎ。夕食は市街地中心部。工場長と初めての店へ。肉や麺など中国人向け店だが、日本人も食べられる味付けである。
０１．４．７　スナック雅
　会社は１４：３０で帰る。スナック雅から電話。「銀座」のママのお姉さん経営の新しい店だそうで、ピアノもあるらしい。
　視力低下に悩まされているので、パソコンモニタフィルタを買いに出かける。値段がバラバラなのがよくわからない。自社ブランド商品があるのは知らなかった。選ぶのが面倒なのでそれにする。３５元。安いだけあってそれなりの効果かもしれないが信頼性はあると思う。まさか偽物ではないだろう。
　銀座へ行った後、泉が席に回ってきたので、あまり好まない私としては店を出、車で送ってもらって「雅」へ。看板は銀座そっくりのデザイン。ここは元々「千葉」という店で、「千葉」の名前も残しながら「雅」の名を追加している。「銀座」だって買い取った店だし、なぜ名前を替えないのか不思議だ。小姐は日本語できない３人。ママとずっと話さざるをえない。他に客は無し。ピアノを弾けば音が狂ってて練習には苦しい。名詞を見るとＭＩＹＡＰＩとなっていたので指摘した。
０１．４．８　上海博物館、Ｎさん赴任前出張
　通訳と上海へ行くことになっていたが所持金が不足。ドルのＴ／Ｃを両替する。８：３０発頃無錫発。軟座だが汚い。車窓からの風景は菜の花が多い。３．１８の失敗を基に、上海ではすぐに帰りの切符を購入した。
　人民広場駅で降りると、ちょっとした地下街に日本食の店「吉祥」があった。
　今日の行先は上海博物館である。昔の陶器などが多く、どちらかといえば退屈だった。地下鉄駅内で中国で初めてルーズソックスを見かける。地下鉄２号線の人民公園駅が１号線と同じ人民広場駅に改称されていることに気付く。２号線で１駅。南京東路の中心、外灘の最寄駅であり河南中路駅で下車し、いつもの味センラーメンだ。カレーの具が堅かった。なんと先々週に動物園へ行くときのバス待ちで見かけた外人家族が来ていた。
　歩いて外文書店で週刊朝日。南京路に戻り、通訳は服を３着購入。
　帰りの列車は１６：１４発蘭州行き。通訳は結構他の客と会話していた。新聞を見るとアメリカ空軍と衝突して行方不明の機長の名は王偉と同姓同名だ。王偉は自分で名前が男みたいで良くない、と言ってたことがあった。
　無錫に戻った頃、まだ食欲がなく、食事しなかった。私は崇安寺バス亭で下車し、通訳はそのまま乗って行った。
　部屋に戻ると、工場長の電話メッセージが入っており、５月赴任予定で今回出張で来たＮさんと一緒に食事することになった。Ｎさんは初対面である。今後長い付き合いになりそうである。
　Ｙさんが先に行ってたが、信林小火鍋が満杯らしく隣の鍋の店となった。ここは過去２回とも下痢を起こした店だ。辛いつゆ、白いつゆの２種類が区切りのある鍋に入っている。辛いのは辛すぎ。客に１８０ｃｍ近くあるかというような長身女。工場長の「Ｂｒａｙはニンニク臭い」という言葉にＮさんは「Ｂｒａｙ、無礼な奴。」などと早くも好調。料理に対し「うまい。」という言葉が実感がこもっている。
０１．４．１０
　先週出張で行った広州の業者が来社。昨日突然、「無錫に着いたので明日行く。」という連絡があった。
　中国銀行の通帳を受け取った。今までの中国工商銀行から給与振込先が換わったそうである。
　夕食の福娘ではおまかせコースでたこやきが出てきた。外側が柔らかすぎるのが惜しい。
０１．４．１３
　先週の旅費の札束をＬｕｎａが封にも入れず手持ちで持ってきた。約６０００元。中国では非常に大金である。
　Ｎさんが中心となる新製品に関わるメンバーとホテルそばの香港？？？で夕食。ここではＭａｙの気配りが目に付いた。日本人の様だという工場長。
０１．４．１４　シンガポール人？
　久々にホームマートで買物。商品説明を早口でしゃべり続ける店員が多い。途切れるまでしゃべらせておいて、途切れたらわからないことを言う。あきらめる店員となんとか説明しようとする店員がいる。日本人か訊かれて違うと答えたら、シンガポール人かと訊くので笑ってしまった。１階には豚面や鳥の干物がつるしてあるところがある。つくづく野蛮な国と思う。
０１．４．１５　豫園
　いつもと同じ通訳と８：２８の列車で上海へ。日本人夫婦の席が離れ離れでしかも他の人が座っていて、座っている人に声をかけてどかせる優しさを見せる通訳。
　上海では外文書店へ行ってから味千ラーメンへ。
　土産物屋でＳＯＮＹの携帯電話デザインの時計などを買った後、タクシーで豫園へ。土産物屋が並び、外国人が多い、上海の代表的な観光地である。池には鯉が多い。ここで、私のホームページを検索で探して久石譲のＲｅｓｐｈoｉｎａ楽譜を欲しがっている台湾の人に手紙を出す。静というＴシャツや金玉？？というのれんなどを買おうとしたが値下げがイマイチで未購入。
　歩いて準海路の公園やデパートへ。高価なものばかりだ。地下鉄黄陂南駅は初利用。上海駅へ。
　無錫ではタクシーがどういうわけか相乗りとなり、前に知らない女の人が乗った。タクシーはビル爆破直前なので戻ったり迂回したり。時々聞こえる爆音はビル爆破だったのだ。古いビルとは行っても中層である。このようにして街がさらに高層化される。
０１．４．１８　雅改善されず
　夕食は福娘だったので近くの雅へ行くことにした。相変わらず日本語のできる人がいない。ピアノも狂ったままだ。ＹＡＭＡＨＡの調律師しか見つからない？。メーカーは銀座同様Ｐｅａｒｌ　Ｒｉｖｅｒである。あれ？銀座は調律したはず．．．。この店、看板も名刺も銀座そっくり。妹である銀座のママに言わずに勝手にやって怒られたとのこと。なんかやることちぐはぐだ。この人、医者だか日本語専門だか、何か知的な仕事をしていたはず。スナックをなめきっているように見えてしまう。お茶と言ったのに無理にビールを勧めるし、散々である。後から一人日本人が来た。９：００撤収。
０１．４．１９　社長
　日本の社長が来た。私が入社した頃は私の事業所の工場長だった人だ。雑誌ショパンの別冊、ショパンコンクール特集の裏面に顔写真が載ってた人である。夕食の太湖付近の高級ホテル太湖飯店で顔を合わせる。マネージャークラス全員に混じって参加。男性陣でネクタイ無しだったのは私だけ。自己紹介では「自分の会社がスポンサーをしていたのに行けなかったのが心残りです。」と言った。うなずいていたのは一緒に来ていた営業本部長だ。太湖飯店ではヤマハの自動演奏グランドピアノがあった。
０１．４．２０　普通話を酷評される
　タクシーで、運転手が「あんたの普通話．．．」と言っていた。後で銀座で訊いたら、酷評していたらしい。外人なんだから当たり前だっての。
０１．４．２２　上海植物園
　通訳との待ち合わせはＲＡＭＡＤＡでなく崇安寺のバス停にした。通訳が降りたバスにまた二人乗り込む。列車は軟座席がなく硬座となった。初めて進行方向左側の席で、蘇州では左側に虎丘が見えることを初めて発見。高速道路からだと右側に見える。帰りの切符は散髪に行くことやその他のことも考慮して１５：３０と早めにする。上海南駅付近では地下鉄１号線は地上に出た。地図をにらめっこ、勘違いしながら植物園まで歩く。途中では道を塞いでいた自転車を通訳のものと勘違いしたおっさんと通訳で言い争う。植物園を一通り見終わってからやっぱりいつもの味千ラーメンへ行くことになる。バスで地下鉄１号線駅と思って降りたところは高架鉄道駅だった。これに乗るのは初。３号線（旧称？）や真珠線という名もある。本数は少なそうでしばらく待つ。中山公園で２号線に乗り換え。といっても連絡切符は無い。２号線内でもやはりスケベ。ラーメン屋の後は日本への土産を少し買ってまた２号線と１号線を乗り継いで上海駅へ。あまり時間の余裕が無かった。地下鉄駅出口で１元の仮設トイレを利用。これがきれいでなく手を洗う水も出ない。外にあったバケツのようなものに溜まっていた水を使って手を洗う。
　向かいの席は若いカップルだ。男性は色白の細面。女性はなかなか可愛い。通訳との会話で単語がわからなかった私が「王偉？」と訊き返したのを対面女性は笑っていた。ＲＡＭＡＤＡでコンタクトレンズを入れる。新世界で散髪。またも初めての店で、５０元と高い。かなり短くされた。早く帰りたいのに仕上げがものすごく丁寧。
　峰へ行った。初めて一人で行ったので、いつもＹさんに話しかける店員が話しかけてきた。日本人に慣れているだけあって少しの中国語でも褒める。
０１．４．２８
　連休前で土曜だが通常勤務の日。メールを見たら、私のホームページに久石譲のＲｅｓｐｈｏｉｎａの検索でたどりついた人から私の手紙が届いたというメールがあった。この人は台湾の人で、楽譜を欲しがっていたのだがメールが不通になったので先日手紙を出した人だ。
０１．４．２９　第三回一時帰国初日、飛行機に乗り遅れそうになる
　８：００ホテル発。運転手は主に社長を担当する運転手だった。季節はずれの霧がすごい。高速道路の無錫東は閉鎖。なぜか会社に向かう。保安のところにいたらＳｔｅｖｅｎが出てきた。飛行機に間に合わない可能性もあるので新人通訳のＰｅｎｎを載せる。次のインターの碩放も閉鎖。しょうがなく３１２国道で蘇州方面へ向かうが流れはスムーズでない。普段は行かないような農村風景も見られたが、気が気ではなかった。蘇州ではやっとインターが開いていた。一番安全運転な運転手だが１５０ｋｍで走行し１０：４０虹橋空港着。１１：０５に搭乗ゲートに行ったら人の列。もしかして次の飛行機の列？と思ったらまだ搭乗が始まってなかった。１１：２５発だというのに実際に搭乗がはじまったのは１１：１５位だった。初の中国国際航空ＣＡ９２９。


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