中国見聞録６ 最終更新2001.7.17
１元≒１５円です。
０１．５．１ 第三回一時帰国２日目
池袋ＨＭＶでテレサテンのＣＤを購入する。月亮代表我的心は日本発売のＣＤではあまり見かけない曲。日本語では歌っていないだろうが、何かを期待して買った。東
０１．５．２ 第三回一時帰国３日目
銀座で花札が話題になったので、安い花札トランプを購入。同時に中国象棋も。
０１．５．７ ２回目の武漢出張
通訳のＨｕｎｔｅｒと１３：４０会社発。日本のＴＫＤさんと虹橋空港で合流。喫茶（ビールも）でしばらく会話と打ち合わせ。武漢行きの飛行機１９：４０発が１時間遅れた。武漢ではタクシーのメーターが故障しており、１００元取られた。９０元と言っていたのに降りるときにまた飛行場まで戻るときの高速料金もあるから、と言った。ホテルには２２：００頃到着。香港のＪｉｍｍｙさんが来ているはずなのにいないという。名前が香港読み？だった為すぐに気付かなかった。
０１．５．１０ 食べ放題
竹屋で初の食べ放題コース。１３８元である。すしや刺身を注文するがすしはごはんがべちょっとしていて美味いとは言えない。Ｙさんと銀座へ。
０１．５．１２ Ｈｏｗａｒｄ結婚式
仕事は１１：００前で切り上げ。新錦江で業務部マネージャーのＨｏｗａｒｄの結婚式である。社長の英語での挨拶を隣ではきはきと通訳するＭａｂｅｌ。
午後は通訳に中国象棋を教えてもらった。
０１．５．１３ 鉄板焼き、Ｎさん赴任
１：００に八佰伴前で通訳と待ち合わせをしていた。信林小火鍋で昼食のつもりだったが隣の信林鉄板焼へ行くことになった。初めてである。私はほうれん草、豆腐、焼きうどんのようなものを注文。豆腐は古いのか酸っぱさがあった。地下で買物をした後、店外へ出やすい出口を初めて知った。郵便局で大型の封筒購入。台湾人へ楽譜を送る為のものである。前もって錫恵公園へ行こうかという話をしていたのだが暑いためにやめて部屋に戻った。ここで日本のドラマ「結婚しようよ」をやっていることに気付いた。これには感動。ふきかえの声が違うのが妙だ。
０１．５．１５ 昼食に金属混入
昼食に茎こんぶがあったが金属が混入していて業者に注意した。
０１．５．１６ Steven送別会
好買得（Home Mart）横の万家灯火という今までも数回利用した中華の店でSteven送別会である。StevenだけでなくGeorgeもまもなく退社だ。今回は事務所のメンバー多数が集まった。相変わらず食の進まない料理ばかりである。
銀座へはYさん、Nさん、George、Pennと。銀座は満杯で別の店へ行こうとしたところ小さい席が空いた。Pennは日本の歌を歌うが訛りが感じられない。
０１．５．１８ 第四回一時帰国
会社を１１：３５に出て浦東空港へ。やはり虹橋空港に比べると遠すぎ。今回は初の国際線ＡＮＡである。空港１９日のホテルを予約。いつものところは空いておらず初めてのところだ。ＡＮＡは機内の設備が充実していることに気付いた。ゲームしたかったが故障でできなかった。
０１．５．２１ 第四回一時帰国戻り
朝、７：４０に家を出た。成田発は昼近く。成田空港内で飛行機搭乗の為のバスは初めて。やや小型のジェット機で、国際線としては珍しい。会社到着は１６：２５。一日がかりである。
０１．５．２３ 無錫滞在中日本人からのメール
突然メールが届いた。無錫滞在中の日本人からだった。Ｓホテルの人からこのホームページのアドレスを教えてもらったらしい。元々の出所は？。とにかく広まりすぎないように要注意である。
０１．５．２７
９：００頃、上海にいる通訳に電話で起こされる。１２：００前、入浴中に通訳到着。午後、錫恵公園へ。無錫にこんなに緑の集中しているところがあったとは。たくさんの鳥が特大の金網で覆われているところがある。金魚釣りもあった。ライオンもトラも熊もいる。時間が無くリフトには乗れなかった。
０１．５．２９ 花好月圓
１０日前に日本でピアノ関連の知人ののさんから「花好月圓」という曲の楽譜をもらってきたが、原曲をよく知らないとイメージがわかないので、ＣＤを探した。結局ＣＤはなくカラオケＶＣＤを２５元で購入したが、これは別の曲だった。同時に中国国歌などのカセットも購入。６弦位。
０１．６．１ 中国人的日本人集団
日本の業者から６人の作業応援者が来ており、よく使う中華料理「万家灯火」で食事。我々より先に業者と社長とＮさんが到着しており２つのテーブルの１つを囲んでいた。最初見たとき「なぜ中国人の中にＮさんが？」と思うくらい業者メンバーは中国人的な顔の人ばかりだ。Ｎさんの顔は完全に日本人。今日はＣｈｅｒｒｙがメニューをオーダーした。口に合うものが多く出てきて驚いた。Ｈｅｒｒｙさんはいつもうまくないものばかり注文していたことが判明。
百盛で腕時計購入。前回とほぼ同じ物。今日会社でなくしてしまったためだ。
０１．６．２
銀座ではステージ前の狭い席で万芳がついた。日本語を話そうとしているのだがはっきりいってわからない。安徽省の方言では「私は知らない」の「我不知道」は「ＡＢＣＤ」に似た発音らしい。
０１．６．５ Stevenと再会
日本からの応援メンバー含め大勢で銀座へ。Yさんが向かいの竹屋での食事途中に予約に行ってあった。しかし入ると停電中で各テーブルにはろうそくがおかれていた。当然カラオケはできない。Yさんは私のピアノで歌うと言ったが、マイクも使えないのでできない。電気が点くまでしばらく時間がかかった。
０１．６．６ 武漢業者来訪
４月、５月と２回出張で訪れた武漢のメーカーの営業マネージャーが会社を訪れた。彼は草野球をするおっさんのような風貌をしている。なんと武漢から車で来たそうで、運転手もお馴染みの人だった。実質８時間かかるが南京でパンクして一泊したとのこと。昼食に私のふりかけを「どうぞ」と置いたらごはんでなくおかずにかけた。以前、武漢業者に行ったときの昼食の味付けは私に合っていた。
０１．６．８
夜はホテルの中華で応援者の慰労会のようなもの。ホテル７階のこの店は初めてで、個室があるとは知らなかった。近くの席からバカ騒ぎが聞こえてくる。日本人主体のようだ。
０１．６．１０ 周荘・バスでばったり
通訳とは９：００に崇安寺のバス停に９：００の待ち合わせだったが８：００に電話が入る。小雨なのでどうするか、と言う。昼から晴れるらしく行く事にする。駅には９：３０前着。列車は１０：２３発なので朝食を取ることにし、一番近いケンタッキーに向かって歩く途中で有名な王興記の店がある。残念ながら麺は売り切れで饅頭とワンタン。量が多過ぎだ。
無錫から硬座に乗るのは初めてのような気がしたがそんなはずはない。初の２階席で見晴らしが良い。切符の指定席を無視して別の空いている席に座る。車内で蘇州の地図を購入。列車は普快というあまり速くないやつ。蘇州には１１：１０頃着。蘇州駅前は無錫と比べると静かで寂しい気もするが落ち着ける。周荘行きのマイクロバスはすぐあった。バスはバスターミナルでさらに人を乗せて満員。見ると洋子に良く似た人が乗ってきた。いや、本人だ。こりゃ後にＹさんがいると思い、通訳に話して顔を隠す。しかし普通にしてれば後の席へ行くと言われ普通にしてたらＹさんに気付かれた。洋子は私にびっくり。バスは途中でさらに人を乗せて行く。マイクロなのに立客が出る有様。蘇州は高い建物が少なく、落ち着ける雰囲気だ。街も無錫よりずっときれいに見える。バスは田園地帯に突入し、沼の間をしばらく走った。中国でこれほどの平野部の田園風景は初めて。ほぼ予定通り１時間２０分で到着。しかしバスターミナルと観光ポイントは離れているようである。人力車を利用。５元という話であったが運転手のおっさんがいろいろ言ってくる。チケットは一人６０元、自分に任せれば１日８０元。但し入れないところがある、という。断ったが５０元でチケット無しで村に入れることになった。突如街が現れた感じ。人力車から観光地点で降ろされることになり通訳がしばらく文句を言っていた。しかし結局これは一番安上がりだった。ここまで来る途中で橋の坂道では人力車から降りないといけなかった。
さて歩こうとしたら目の前にＹさんと洋子。わざと気付かれないように待つ。二人は橋の上で写真を撮ったり、スローペースのようだった。我々はフィルムを買ってから歩き出すとＹさんと洋子がすぐ近くの店で座っていて食事をするところだった。こちらには気付かない。周荘は今まで行った中国の観光地では一番かもしれない。起伏はないが、伊香保を思い出した。古い建物がびっちり立ち並んだ一つの村に水路が縦横に通っている。水路沿いに歩道があり土産物屋が並ぶ。目に付くのは豚肉。私が買ったのは部屋で履くための藁スリッパ（５元）。水路には舟が通る。おばはんが歌を歌っていて情緒あふれる光景である。
帰りは昆山行き１５：２０発のマイクロバスに乗りこんだ。乗り込んだのは発車３０分前。昆山行きは私の希望。昆山だと帰りの列車が少ないので心配する通訳。予定の５０分かからず到着。しかし駅からかなり離れた所だった。終点のターミナルだともっと離れてしまうらしい。駅付近だというのに街がない。日本にはありがちな雰囲気である。駅の規模はこれまた日本にありがち。今まで経験している無錫、蘇州、上海、広州東、深センなど大きい部類のものばかりだった。購入できた列車は１７：１４発の普快の指定席無し。１時間近くあるのでバスターミナルまで歩いて見ることにした。日立駅前の平和通りを思い起こさせる並木と道路幅。一見何もなさそうな駅前だったが、街が現れてきた。中心部までは行かなかったが、日本で言えば各地の中心都市程度の規模はある。
列車はかなり降客が多く、座ることができた。途中の停車駅が長く、無錫着は１８：３６。
０１．６．１１ 八佰伴６階
日本からの応援者で最後まで残ったＫさんは明日帰る。今日は八佰伴６階で食事することになった。私など信林小火鍋と信林鉄板焼しか経験無いのだが、Ｋさん他は怖いもの知らずでザリガニなどを食べてたらしい。ステーキの店へ行った。私はやきそば８元と生ビール小５元でわずか１３元。
０１．６．１５ Ｖｉｃｔｏｒの彼女？
停電があった。昨年の８月以来。
夕食は福娘だったのでその後はすぐそばの雅へ一人で。客がいてピアノが弾けそうに無く帰ろうとしたがママに無理に引き止められた。しかし弾けず、歩いて銀座へ。
ホテル着は０：３０〜１：００の間だった。Ｖｉｃｔｏｒと彼女？がタクシーに乗りこむ姿発見。やはりＶｉｃｔｏｒが学生に戻る話は嘘だったらしい。観光ガイドをしているようだ。
０１．６．１７ リー園、唐城、相香味
８：４５、通訳の電話で起こされる。待ち合わせは９：００で市内の観光地、三国城へ行く予定だったが天気が悪く通訳は部屋に。雷が鳴っている。その後晴れてきたのでＤ＆Ｄで食事してバスに乗る頃また天気が不安で三国城行かず唐城。しかし実際は手前のリー園で降りる。ここも観光地。水の多い庭園。湖に浮かぶレストランが見える。その後唐城へ。しかし入場券が高いので入らなかった。門の前で流れてきた音楽はピアノの知人ののさんから譜面をもらった花好月圓の曲だった。一度ホテルに戻ってからタクシーで初めての店、相香味（さがみ）へ。福娘の隣だ。さがみといえば相模原は姉妹都市である。この店、思ったより広い。峰で働いていた人（雪子？）がいた。中華丼やキムチチャーハンを注文。
０１．６．１８ Ｄｉｓｃｏ
信林小火鍋でＹさん、Ｎさんと食事。洋子も来る。一度部屋に戻ってからＤｉｓｃｏに行くことになった。ホテルの隣（連絡通路あり）の新世界百貨店の建物４階にある。入場は一人２５元？。４階はカラオケルーム、ピアノ喫茶、ライブ喫茶、ディスコに分かれていて広い。まずはライブ喫茶で演奏と歌を聴く。それからディスコ。硬派な俺は日本でディスコなど行ったことが無い。床が上下に揺れるのなど知らない。わずか数分で脱落。３人は相当やっていた。月曜であれだけ人がいるのであれば週末は相当だろう。
０１．６．２３ 病院
昼頃Ｙさんと帰る。通訳に電話すると食事しているらしい。私は一人で千年の穂で食事をし、中国の医療についての本を見た。西洋医学と中国医学に分かれている。また医者にも大卒クラスや短大クラスなどレベルがあり医師、医士に分かれる。さらに農村あたりだとわずか数ヶ月の教育で医者になっている人がいるというからびっくりである。そのうち通訳が部屋に来た。タクシーで人民第二病院へ。１０階もあろうかという大きな建物だが人がまばら。病院といっても土足であちこちを歩き回るわけで、決して奇麗ではない。まず二階の受付で６元。通訳に全部お任せだ。パスポートも何もいらない。私の本名の姓が書かれた票を受け取り内科の診察へ。おばさん先生だった。症状と診察の後、３階で検査するよう言われる。そこで３階へ行って掃除婦のような人に訊くと１階だと言う。で１階で訊いたら３階。で３階で訊いたらまた１階。やっと場所がわかったが通訳と窓口でもめている。先に支払いが必要なようで、４元をどこかで払ってきた。検便用の容器は透明な小さな物。これで便所で取ってこいというのだ。便所がこれまた中国式の真ん中に溝のあるだけの水洗式のもの。ドアを閉めずにしているおっさんがいるし。囲いは低いし扉には鍵がかからないし。紙はないし、最悪である。特に便意をもよおしていないので大量に出なかったので直接容器に受ける方法を取ったが、その他の人はどのようにしているのか不思議だ。紙はないのにゴミ箱に紙が捨てられている。人が使った紙で使えそうなきれいなところを利用したが足りず、しょうがなく持っていたハンカチを使って捨てた。透明な容器はそのまま窓口に出す。少しだけ棒で取ったら突き返され、自分で捨ててこないといけない。結果は陰性。こんな検査で何がわかるものか、といった感じである。
歩いて八佰伴へ行って買物。入り口で女子学生から何か訊かれる。わからないというと、中国人ですか？と訊かれた。彼女は人に声をかけて何かの調査をしているらしい。
タクシーで福ちゃんへ。餃子をテーブルの上で台も無しでそのまま作っていたのが中国らしい。餃子を注文する気にはなれない。
０１．６．２４ ボーリング
８：００頃、洋子に電話で起こされる。麻雀の誘いだったが断る。９：００に通訳到着。江陰の長江のつり橋へ行く予定だったが雨で行けない。昼食にＤ＆Ｄ経由で信林小火鍋に行き、カットの為に百盛へ。２ｃｍと言ったのに短くしすぎ。それからボーリング。無錫に来て初めてだ。新世界百貨店のビルの８階。先に２ゲームであることを受付に言う。１ゲーム１２元で貸し靴が３元。隣のレーンには一人で男がやっており、いくつもあるボールでちぎっては投げ、といった感じである。他人のボールも自分のボールもあまり気にしないのは国民性から想像がついた。ボールの穴の大きさ、深さとも大雑把で合うボールなどない。かなりボール、設備とも古いがスコアは自動だ。しかし帰りにスコアシートもらってこなかったぞ。１ゲーム目通訳９０、俺、最後の大逆転で９１。２ゲーム目は俺が１２０台で通訳が１３０台？。設備が古いせいかピンが最初から倒れたり、溝に入って残ったままだったり、それがスコアに影響したりもした。人は少なかった。
０１．６．２５ 髪
ホテルの日本人スタッフ中〇さんも髪を短く切られてしまったそうである。
０１．６．３０ ＭＯ
午後、ＭＯディスクとＭＯドライブクリーナーを探しまわるが、ＭＯはあまり普及しておらずある店が限られるし、クリーナーは見つからなかった。
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